よくある間違い

【常識をうたがえ!結果を生み出せ!「よくある間違い」】


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いきなりですが、次のうち「正解」はどれでしょう?

 ・セリフの意味を考えて、しっかり「気持ち」を込める!

 ・まず「気持ち」を作る!

 ・カメラや観客を意識しない!

 ・何も考えないで思い切って演じる!

 ・もっと自分を解放する!

 ・ふだんの自分のように!

 ・まずリラックス!

 ・相手の目をしっかり見て話す!

 ・セリフは語尾までハッキリと!

 ・報酬のことなど考えず、無欲で!

 ・自分の性格を理解して改善する!

 ・演技は、基礎を学ばなくてはうまくできない。特に海外で行われている方法が一番!

 ・「演技レッスン」を頑張れば、必ず演技がうまくなる!

 ・映画監督の演技ワークショップは、演技力そのものの向上に役に立つ!

 ・オーディションでは、しっかり「自己アピール」する!


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batsu

全部、不正解です。

こういうこと考えている人は、だから演技が上達しないのです!




上記質問の「回答」はこちら↓

よくある”間違った”演技の「常識」や「コツ」や「教訓」


演技の仕事を行うとき、いろんな人がいろんな助言をしてくれます。
それを聞いたり、自分で一生懸命考えたりして「よし、こうやろう・・・」と思います。そのときすでにその人は「まちがい」への入り口に立ってしまいます。

演じるというのは、「あらかじめ決められたセリフや動きを、あたかもいま思いついたかのように言ったり、動いたりする」ということです。


あなたはそのやり方はすでに「知っている」のです。


演技をするのにその「やり方」自体を誰かに教えてもらったり、「いまの自分を変えよう!」としたりする必要はありません。

でもそんなこと言われたら、せっかくやる気まんまんで演技を学ぼうとしていても頑張る気がなくなってしまいますよね?そう、上記のようなことを頑張る必要はまったくないのです。そういうことを必死でやればやるほど空回りしてしまいます。

もちろん、上記には「当たり前のこと」も入っています。でもそれが完璧にできたからと言って、それは「演技」ではないのです。


では、演技で本当に全力で行うべきことは何なのでしょう?

あらゆることを差し置いてでも、気をつけるべきことは何なのでしょう?


それこそが本当に役立つ「演技のコツ」です。

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