あなたは、もしかしたら「演技レッスン」にこれまで何年も何十万円も掛けてきたかもしれません。でも残念ながら一般的な「演技レッスン」では、演技が上達することはありません。

その大切なお金と時間はドブに捨てたようなものです。

それはなぜでしょう?

答えはメチャクチャ明快です。そのレッスンに「目的も手段もない!」からです。

明確な到達目標と手段のないものはレッスンとは呼べない

これがもし「バイオリン教室」なら、真面目に一年も通えばいろんな曲が弾けるようになりビックリするほど「上達」するでしょう。葉加瀬太郎の「エトピリカ」だって一年で弾けます。しかし、信じられないことですが、多くの演技レッスンではそれはあり得ないのです。

目標も手段なく、ただ適当に台本演じ、ただ何となくダメ出ししている。でも仕事としての「演技のやり方」は決して教えることはない。それが普通の演技レッスンです。

生徒もそれに何の疑問も持たず、そこには触れず、何の成果もなくただ時間だけ過ぎていきます。

【演技レッスンは職業訓練】

プロ俳優、プロモデルにとっては「演技レッスン」というのは、すぐに仕事の準備や現場やオーディションでの成功につながる効率的な「職業訓練」です。「結果」を生むレッスンには役立つ知識と訓練、それに「実践のシミュレーション」が必要です。

仕事をするために通っているのだから、具体的な仕事のやり方を教えてほしいですよね?でもやってることは、身体を適当に動かしたり、ただ演技させてみて適当に「ダメ出し」するだけ、もしくはものすごく「変なやり方」をします。「これがニューヨークの権威あるスタジオのメソッドだー!」とか言って、傍から見たら滑稽なことをクソ真面目にやってます。そこではレッスンやワークショップそのものが「目的」になってるのですね。しかも肝心のその演じる順番さえ毎回回ってくるわけではありません。バイトの時間を空けて、交通費も掛けて、高い料金を払ってレッスンに通っても、ほとんどの時間を他人がやってるのを見て、それに「先生」が無意味なダメ出しするのを聞いてるだけです。

基礎練習もへったくれもありません。それじゃあ上達するわけがないですよね。

ハアハア……ちょっと熱くなってしまいました。昔、私もそういうレッスンをたくさん受けてしまっていたもので。

その「先生」にこれらを聞いてみるといいですね。

「プロの演技力ってなんですか?」

「あの売れっ子俳優さんは、どんなテクニックを使って演じてますか?」

「私が仕事取れるようになるには、どうしたらいいですか?」

「ここで何年やれば、テレビに出れるようになりますか?」

って。はたしてあなたの先生は、その質問にちゃんと答えてくれるでしょうか?

演技レッスンは「権威主義化」する

もちろん、世の中には即戦力になるプロをたくさん育てている生産的な素晴らしいレッスンや仕事につながるワークショップもあります。

しかし、多くはこういった「近づいてはいけない演技レッスン」です。特に「本場ハリウッドの方式の」とか「ニューヨークの有名なスタジオの」とかメソッドやシステムを売り物にしたものはそうです。

そこではあなたが実際にプロで活躍するための知識も技術も一切教えてくれません。ただただ「ヘンテコなやり方」をやらされるだけです。

目的や目標がなく、どうすればそこに到達できるかの手段も方法もなければ、レッスンは当然「権威主義」になります。

つまり「オレがいいと言えばいいんだ!」「ダメだ!下手くそ!どうすれば上手くなるかって?自分で考えろ!」……こんなのお金払って教わる「レッスン」じゃありません!なのに「演技レッスン」「演技ワークショップ」というジャンルではそれが全くの「普通」なのです。

現場で実際に役立つ具体的な知識や技術など、一切教えないのです。

……もし、スポーツや楽器演奏、たとえば、サッカーやバイオリンやピアノなどの教室でそんな教え方してる「先生」がいたら、訴えられるレベルですよホント。酷いものです。

演技の向上具合のチェックは唯一「自分」に委ねるべきです。そのためには「ビデオ」を活用して自分の演技を見ることが不可欠です。まずそれを見て、そこからフィードバックしたものでまた演じる、でまたそれをみる……この一連を繰り返すだけでも誰でも演技は上手くなります。「権威」は演技力向上に必要ないどころかむしろとても有害なのです。

効果のあるレッスンには、ゴールと段階的な訓練が不可欠

レッスンで効果や成果を出すには、何ができるようになればいいのかという明文化したゴール。そして段階的で明快な到達目標確かな知識に基づく技術訓練が不可欠です。

どんな仕事でもバイトでも同じですが、「仕事の知識」を覚え、「プロの技術」を身につけていくことで「自信」が生まれるのですから。

目標を明確にして見据え、今の実力や状況を的確に判断し、そこからカリキュラムをもとに段階的にステップアップしていきます。技術習得において唯一混乱するのは、「段階の飛び越し」が起きているからです。前の段階に戻って学び直します。

また、レッスンで行っているものの「基本」が明確であることも絶対必要です。「迷ったら基本に戻る」のですから。こちらも「日頃からいつも言ってるだろ!」とかのテキトーなものでなく、きちんと明文化したものが必要です。でなければ混乱状態のときに、活用することはできません。

「緊張」をレッスンで克服できるようになる?

さてもう一つ、「演技の仕事」では特に顕著な障害として「緊張」があります。

つまり、テンパって顔がこわばって余裕がなくなり、もうセリフだけ言われたことだけと、とにかく間違えず必死にただ動いてる状態のことです。そんな状態では演じてる方も選んだ方も不幸というものです。

これはなかなか手強いテーマで、演技のワークショップではその克服に特化して、体の力を抜いて「リラックス」する訓練をしているところも多いです。これも実は全くの勘違いで無意味です!

そもそもあなたは観客として「リラックス」を頑張ってる俳優を見たいですか?現場はスタッフもキャストもみんな緊張しています。仕事なのだから当然です。そこで自分だけダラーと脱力なんてできるわけないのです。仕事とは程度の差こそあれ、常に「ど緊張」の中で結果を出していくものなのです。

さて、ではこのあなたの成功を邪魔する「緊張」は、果たしてレッスンなんかで克服できるようになるものなのでしょうか?

結論を言うと、あっさり克服できます。

もっと具体的な言い方をすれば、まるで緊張などしてないように「上手くごまかす」ことがすぐにできるようになります。

演技の仕事は「本当に自然に演じる」ことなど求められていません。現場で「求められている」こと、つまりあなたが「やるべきこと」は、結果として「まるで自然に見えるように演じる」ことです。

結果的にそう見えたなら、たとえ本人が「ど緊張」してようが全くどうでもいいのです。

実際、撮影現場に行くと手が震えていたり、唇が紫色になってる俳優やモデルはよくいます。あの和田アキ子さんだって、いまだに歌う前には舞台袖で震えているそうです。「緊張」は個人の問題です。「仕事」はそこにいる全員の課題です。仕事をこなすことができれば、個人の問題など大したことではないのです。

さて、なぜ当レッスンに通うと、すぐに上手くごまかせるようになるかというと……

上で述べた「やるべきこと」が分かり、その方法も身につくからです。

「緊張」とは「怖い」というより「分からない……」という感情です。分からないから怖くなり固くなるのです。

やるべきことがわかってしまえば、なんか平気になってきます。あとは気合いでやり切るだけです。そのうち慣れてくれば、だんだんと現場もオーディションも楽しくなっていきます。

自分のことなどどうでもいい。まずは、そこで求められているものを瞬時に理解し、必死で「結果」を出していくのです。

緊張そのものに強くなる訓練もあります

ウィナーズラボには、現場での最大の困難である緊張そのものに強くなる訓練もあります。

前述した「緊張してないように見せる」ことより、緊張そのものを克服することの方がやはり難しいです。ですのでこれはある程度の期間(半年〜3年)が必要です。

どちらにせよ、ウィナーズラボで訓練を重ねたら、確実に自由自在に楽しく演技ができるようになります。

必要なのは「やる気」と「本気」、ただそれだけです。

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